この水車みたいなのに巻いているのが
ノリの網なのです。
この網のあちらこちらには胞子が
ついているんですが、肉眼では
見れません。漁師さんたちは顕微鏡を
使って丁寧に付着状況をチェックします。
これを怠ると当然ノリの収穫に
影響するんです
網は太陽に照らされて種が定着するのを
待つんですが、水の温度が上昇するのを
防ぐために漁師さんたちは仮天井を作ります。
ポリケースに氷を作って冷やしたりして
我が子のように手をかけます。
そして数日後、天日に干します
この頃やっと肉眼で網に黒いものが
見えるくらいなんですよ
そしてこれまた数日間網は冷凍庫に
一旦入ります。海水が冷たくなったら
いよいよ海の中で成長する過程に突入。
上等のノリが出来るとイイなぁと言ったら
漁師さん「これだけはわからんわ〜。
海に聞いて〜」って言ってました
今年もおいしいノリができますように
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豪華食材を海女さんに良い加減に焼いていただけたし、タコめしやお味噌汁もおかわりさせていただいたし、本当にお腹がいっぱいで幸せなひとときでした。
何より海女さんたちのお話が聞けたのが贅沢でしたよ。愛知県の東部から来た者にとっては関西弁の仲間に思えますが、もっと優しくて品があるんですよね。
資源を守るために、スーツの丈を短くする、足びれはつけないとか、出産直前までもぐるから安産なのかも、今の方たちは大事にしすぎでは?とか、いろいろ心に残りました。
出港の時も明るく見送っていただいて大感激です。その笑顔に24日のNHKの夕方ニュースで出会えるとは!山本さんは島の外からみえた方だから、島の良さを伝えるのがお上手なのかもしれませんね。
では、次は今回参加しなかった子供達も連れて、何かに参加したいです。ありがとうございました。