2006年08月31日

今日はオイヤレ行事です!

今日は桃取町でオイヤレ行事が行われます晴れ
下は11時頃の保育所の写真ですバッド(下向き矢印)
わら舟が出来てきました。

05083112.IMG_0493.JPG

12時半頃には、わら舟の完成を告げる町内放送があり、
続々とでっころぼうと短冊をつけた笹が
保育所に持ち込まれてきました。

05083112.IMG_0500.JPG

でっころぼうとは顔はナス、目は目黒豆、鼻はとうがらし、
口は鶏頭の花、耳は豆の花で出来た人形のことぴかぴか(新しい)

わらで作ったからだには、半紙の着物が着せられています。

05083113.IMG_0504.JPG

この人形に、それぞれの家の悪いものをみんな持ち去って
もらうのがオイヤレ行事で、
今日の夕方、オイヤレ船が町内を練り歩き、
最後に漁船から沖に流されます。
町内を回る時には、町民総出でわら舟を見送ります。
子どもたちはたくさんの水ふうせんを、笹を持った人めがけて
投げつけていいことになっています。

この行事が終わると、島の夏も終わり。
牡蠣や海苔の養殖準備のスタートです。

(YH)
posted by 島の旅社 at 15:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
夏の終わりを告げ、悪霊を「おいやる」お祭りなんですよね「オイヤレ」は桃取島の貴重なお祭りなんですね。船を造る技術の伝承、そして「ナスの顔」を作る技と笑いのセンス。ユーモアあふれる顔が何とも言えないですね。いろいろなナスの顔はそれぞれの家庭の顔でもあると思います。現代風に、ピアスやロン毛で茶髪なんていうのもあるのでしょうね。
Posted by ウミウシ・親父 at 2006年08月31日 21:10
ウミウシ・親父さん
桃取に嫁いで十ウン年。ずっとでっころ坊は男の子なのだと思っていましたが、今年はじっくり観察していて、あっとびっくり。リボンをつけ、イヤリングをしたでっころ嬢もたくさんおりました。思い込みってオソロシイものです。きっと「でっころ坊」ではなく「でっころぼう」と書くのでしょうね。
Posted by 島の旅社 at 2006年09月01日 16:28
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