2006年10月27日

なぎさシンポジウム

昨日26日は、伊勢市観光文化会館で開催された、
「全国なぎさシンポジウムinみえ」に行ってきましたわーい(嬉しい顔)
テーマは「人と自然の持続的な共生に向けて」。

主な内容は、女優であり、フリーダイバーでもある
高樹沙耶さんの講演、
それに「なぎさをどう守っていくか」と題された、
パネルディスカッションでした。

パネリストのひとりとして島の旅社の加奈ちゃんも参加しましたハートたち(複数ハート)

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コーディネーターの海の博物館館長・石原義剛さんが、
熊野の海岸では近年新盆の灯篭ですら海に流さないようにしているのに、
花火見物にきた観光客が大量のごみを砂浜に残していくと
おっしゃっていた話が印象的でした。
そのごみは地元の方がボランティアで後始末をしているそうですもうやだ〜(悲しい顔)
ひとりひとりがそれぞれ自分の出したごみを持ち帰れば、
お互いが気持ちよく過ごせるはずなのに
かなしい、腹ただしいことですよねちっ(怒った顔)

加奈ちゃん、昨日はお疲れ様でした〜揺れるハート


posted by 島の旅社 at 14:37| Comment(12) | TrackBack(0) | 学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「なぎさ歩めば聞こゆるは遠きさざなみ・・・」こんな合唱曲が有ったのを思い出しました。白砂やなぎさを大切にすることは論を待ちません、しかしニュースに流れるなぎさの状態は、観光客の捨てていった物、船から流された物、また街から流れてきた物、車のわだちなど悲しい内容です。なぎさを大切にしたいものです。またこれは環境全体に対して問われる問題でしょう。自然に優しい生活の中から、人に優しい生活が生まれるのではないでしょうか。(Y.H.)
Posted by 松阪の住民 at 2006年10月27日 15:42
ゴミは、「しない持ち帰る」。当然ですが自分の周りを見まわすこともたいせつです。隣の芝生は青く見えるが、自分の道はゴミがないようなきがします。あるひ、答志島スカイラインには大量の空き缶がポイ捨てしてありました。ある程度がまんできますが、やはり自分達の大切な道をゴミをなくす工夫も必要かも知れません。桜が咲く頃に、ゴミだらけではいけないと思います。美しい景観を作れば自ずとゴミは捨てない物です。素晴らしい環境を皆で作りましょう。
Posted by ウミウシ・親父 at 2006年10月27日 18:24
確かにゴミは「しない持ち帰る」が鉄則ですよね。鳥羽の離島の定期船待合室や公園もゴミ箱がないところがほとんどなのですが、空き缶やペットボトル、お弁当の空容器の放置が大変多いです。以前は公園には大型のゴミ箱が設置されていたのですが、あまりのマナーの悪さに撤去されてしまいました。観光地に限らずとも、人の集まるところには必ずと言っていいほど、ゴミ問題が発生しています。ほんとに頭の痛い問題ですよね。
Posted by (YH) at 2006年10月27日 21:15
解決方法は、まず「本人の自覚」。それから、ゴミになるものを持ってきて、もてあます。それは「ゴミを持ち帰る入れ物」がないからです。「ゴミ持ち帰り袋」を設置して、「雨傘の濡れたときの持ち込み袋」のように与えてやると入れて持ち帰る物です。毎週2回のゴミの日に、袋に入れずに集積場所におく人はまずいないと思います。ゴミを出そうな場所、もしくは「島のクリーン作戦」などと名うって公然な場所にスーパー袋の束になったものを置いておくのも一つかも知れません。
Posted by ウミウシ・親父 at 2006年10月28日 08:07
「持ち帰り袋」の設置とは気がつきませんでした。出来たら各自で持参してきて欲しいところですが、持ってこられなかった方のために用意しておいてもいいかも知れませんね。
この夏、浮島自然水族館にいらしてくださった方は、ほぼ100%の確率で、それぞれゴミを持ち帰って下さいました。浮島の自然にふれて、島を守っていく必要を感じてもらえたのでしょうか。ほんとに嬉しく有難いことです(^^)。
Posted by (YH) at 2006年10月28日 10:21
ゴミの問題が多く成りましたが、なぎさそのものの問題も有るのではないでしょうか。たとえば自然侵食で浜辺が狭まったり、波消しブロックが置かれたりして景観が大きく変わったりしているのではないでしょうか。またやたらと観光バスで多くの人が押しかけて自然系がパンクしていしまったりしている所もあるのではないでしょうか。昔取れたアサリはハマグリの取れなくなった砂浜もあると聞きます。「我は海の子白波の・・・」と歌われたあの海辺を大切にしたいと思います。(Y.H.)
Posted by 松阪の住民 at 2006年10月28日 13:38
松阪の住民さんのおっしゃるとおり、なぎさそのものの問題もたくさんありますよね。最近各地で増えてきた人口の砂浜等も、見た目にはとてもきれいで集客効果もありそうですが、その為にそれまであったアマモ場がなくなってしまったり、海の中の生態系が変わってきたりとマイナスの要素も多いそうです。良かれと思ってしたことが、取り返しのつかないことになってしまうなんて皮肉なことですよね。一度崩れた生態系は、まず復元不可能なものです。
Posted by (YH) at 2006年10月28日 14:21
上のYHさんのコメントに賛同します。
自然な環境を自然な方法で保てるようにしなければいけないと思います。白砂青松という四文字熟語を思い出しました。(Y.H.)
Posted by 松阪の住民 at 2006年10月28日 15:52
加奈子さんパネリストで出られたんですねー!
これはぜひ参加したかった!
大阪でも同じようなシンポジウムがあり、度々参加していますが、少しずつでも個々の意識が変わって欲しい…と願います。
ゴミの問題もそう、家庭の排水もそう。
みんなが各々意識を高めていかなければなりませんね。

行政等の大きな取り組み、一人一人が取り組む地道な活動。
どちらも大切。どちらも生かしながら、
次世代に誇れる海と自然を残していきたいですね。
Posted by 海写心 at 2006年10月28日 23:59
20年前に志摩半島の海女さんの住む漁村で、合成洗剤追放運動が燃え上がったことがありました。アワビ取れなくなり、漁獲規制までおこり稚魚を捕ると村八分になるほど神経をつかいました。これらの現象は、工場廃液や家庭からの汚水に原因があり、その象徴が合成洗剤であったといわれています。宮川水系の恵みが伊勢湾や答志島の恵みを育てているのではないかと思います。山からわきいでる水が綺麗でもたどり着く途中で汚水を垂れ流しているのですから、半分の恵みも到達していないのも事実かも知れません。何か、山と海が一体で出来る事はないでしょうか。未来なんて何百年の世界を言うので、今を考えないといけないと思います。
Posted by ウミウシ・親父 at 2006年10月29日 08:36
ウミウシ・親父さま
本当にその通りだと思います。
海だけ考えていてもダメなんですよね。
自然を一連のものと捉え、山・川・海が一体になって取り組んでいくことが大切だと思います。
大阪でもNPOが集まって色々な取り組みをし始めていますが、NPO同士がなかなか横の繋がり持とうとしないんですよね。自分達の活動PRするばっかりで。
みんな良い事してるんですから、一つになれば大きな力になるのに…と感じました。
Posted by 海写心 at 2006年10月29日 12:46
海写心さん、久々の登場、ありがとうございます!ウミウシ・親父さん&海写心さんのおっしゃる通り、海だけではなく、山・海・川の関係者が一緒に取り組んでいけたら、状況はすごく変わってきますよね!!同じ目的を持つもの同士で、これからも意見交換していけたら嬉しいです。
このコメントを見て下さっている皆さんも、ぜひ、ご意見をお聞かせくださいね!
Posted by (YH) at 2006年10月29日 20:12
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