2006年10月30日

養殖準備、たけなわです

今、桃取では海苔の養殖準備がたけなわです晴れ
養殖業者は、朝、暗いうちから沖に出ては、
ケイ藻を除去するための網洗い、
海苔芽を強くするための網干しを、連日繰り返しています。

我が家も海苔養殖をしているのですが、
一連の作業を終えて夫が帰宅するのが午前十時ごろ。
それからロープにアバ(浮き)に通したり、
網を海上に張るための吊り線をつけたり。
出荷が始まるまでは収入が途絶えるので、
潮時が良い時には生活費の足しにと、
潜り漁に出ることもあります。

今日は小潮なので、せっせとロープを切っては
養殖のセットの用意をしていました。

HP 〓О 032.jpg
白いのがアバ(浮き)ですグッド(上向き矢印)

これは海苔に限らず養殖業全般にいえることですが、
製品が出来上がるまでには、
大変な手間ひまがかけられているんですよね。

これから島は、だんだんと忙しさを増していきますあせあせ(飛び散る汗)





posted by 島の旅社 at 12:14| Comment(3) | TrackBack(0) | 産業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この文面ですと先日の陸上採苗された海苔網は海中に張られ、その網のケイ藻を除去するための網洗い、海苔芽を強くするための網干しを、連日繰り返してみえるわけですか。暗いうちから10時まで連日の作業ですか大変ですね。いよいよ海苔養殖も忙しくなるわけだすね。ご主人の健康管理に気を付けていただかなければいけない季節になった訳ですね。(Y.H.)
Posted by 松阪の住民 at 2006年10月30日 15:59
「天然」物は手間ひまかかりますね。私の天然のボケとは違い、自然の恵みを育てる素晴らしい仕事ですね。海苔が出来上がると、「初セリ」がありましたというニュースが流れますが、季節を感じるものです。でも、これだけのご苦労があるとは知らなくて、これからは「海苔さま」といって熱々のご飯の上で、美味しくいただくことにします。「海苔の天ぷら」なんてもってもほかだ、とおもいます。加工せずに自然のままにいただくことにしましょう。
Posted by ウミウシ・親父 at 2006年10月31日 08:33
松阪の住民さん&ウミウシ・親父さん
いつもコメントをどうもありがとうございます!
私も桃取にくるまで海苔がこんなに手間ひまかけて育てられているとは知りませんでした。よくお米には八十八の行程があると耳にしますが、海苔も同じ位、もしくはそれ以上に多くの行程を踏んで製品化されていたんですよね。
桃取の海苔はさっとあぶっただけで、とってもおいしいんですよ〜!!
Posted by (YH) at 2006年10月31日 10:52
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