2006年11月10日

干物ハウス???

今日は朝からとってもいいお天気です晴れ
町内のいたるところに、魚の干物が干されていました。

一般的には二枚のセイロに魚を挟み、
さらに紐でセイロをしばって干しますが、
紐を上手にずらしたカラスが、魚を持ち去ることも日常茶飯事。
島にはカラスがとっても多く、干物はもちろん、
漁に持っていったお弁当なんかも
うっかりしているとみんなカラスにとられちゃいます。


事務所の近くのお宅では、ビニールハウスならぬ、
干物ハウスに魚が干されていましたわーい(嬉しい顔)

HP 〓О 056.jpg

魚網を再利用した立派なハウスは
きっとその家の誰かが網仕事の要領で
手作りしたものに違いありません。

これなら安心して魚が干せますよね〜ハートたち(複数ハート)
posted by 島の旅社 at 15:11| Comment(10) | TrackBack(0) | 暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「かっかかか、カラスが、かっかかかか」と言う歌をご存じですか。浪花のベートーベン、「きだたろう」が作ったコマーシャルソングです。カラスの様子がこの言葉で的確に表現されています。しかし最近のカラスはとても上手にご馳走をいただいているようです。ゴミの日には、恐い顔しておこると、ぴゃおんぴょんと飛び跳ねて帰っていく振りをして、実は私が背中を向けるともうゴミ袋の上にのって、首を振ってゴミ袋に穴を開けています。こいつらは、散らかすのはゴミばかりで、かたづけるカラスがいないのが残念です。
Posted by ウミウシ・親父 at 2006年11月10日 19:34
先日、家から少し離れた堤防で魚を干していたら、その様子を見た夫が「カラスにやられるぞ!カラスはわれ(お前)より賢いで」。
むっとして、海女漁の時に腰に巻く8キロのウエイト(鉛)を家から持ってきてセイロにのせたとたん、今度は近所のおんじ(おじさん)が夫と全く同じ言葉を口から発しました。
カラスに泣かされるのか、口の悪い男たちに泣かされるのか?おそらくその両方なんでしょうね。
Posted by (YH) at 2006年11月11日 06:22
私は元来酒飲みの家庭に生まれ育ちました。酒の臭いと、酒のつまみは「あぶったスルメでいい」と言う歌の文句ではありませんが、干物がおおく「氷で冷える冷蔵庫」には、これと塩辛が必ず入っていました。とてもクサイ塩辛だった記憶があります。黒鯛の1年生を「ちんた」もしくは「ちんちん」と言いますが何と下品な名前だとお思いでしょうが、酒飲みにはこの黒鯛の子供が何より酒の肴になります。と言うよりも、これがないと、その季節は美味しくお酒をいただけなかったと言っても過言ではありません。居酒屋で焼いてもらうと、千円札がトビウオのように飛んでいくます。高価な酒の肴となるのです。酒もやめたいのですが、やはり季節の物がある日本では、酒はやめられないものです。干物バンザイといいたいところです。
Posted by いいちゃん at 2006年11月12日 00:34
いいちゃんさんのお父さんはきっと海辺の町出身なのでは?黒鯛の子の干物には、ほんと根強いファンが多いですよね。当地では黒鯛の一年生を「カイズ」、ちょっと大きくなると「シラ」、そして成魚を「ツエ」といいます。夏場、海に潜っていると、このツエがいつの間にか周囲に集まってきて、すぐ手の届くところに群れています。手に持った貝をうっかり落とそうものなら、ばりばりと音をたてて食べてしまう。決して襲ってくる訳ではないのですが、元来怖がりの私は肝を冷やしています。陸に上がればこっちのもので、二枚にでも三枚にでもおいしく卸しちゃうんですけどね(笑)。
氷で冷やす冷蔵庫とは懐かしいですね。私の子ども時代には既に電気冷蔵庫でしたが、祖母からよくその氷で冷やす冷蔵庫の話を聞かされました。話は必ず、祖父の愚痴とセットになっていたものです(笑)。
Posted by (YH) at 2006年11月12日 09:47
干物ハウスとはよく考えましたね。我が家ではよくアジなどの干物をマーケットで買ってきて食べますが余り美味しくありません。たぶん天然干しでなく、電気か石油で人口乾燥するから美味しくないのだと思います、たしか天日により美味しさが生まれるはずです。干物ハウスの干物は絶対美味しいでしょう。たぶん天日で天然乾燥するのは人手がかかり安売りのマーケット用にはならないでしょう。こんなところも人間が段々と自然と離れていくのではないでしょうか。(Y.H.)
Posted by 松阪の住民 at 2006年11月12日 14:11
確かに干物は天日で干した方が美味しいですよね!雨が続き、冷蔵庫に入れてお天気の回復を待っているうちに、日に日に塩がきつくなっていく、というような難点もありますが。答志のシロメ(ちりめんじゃこ)屋さんでは野外で天日干しをしながら、なおかつその場で扇風機まで回していました。これなら風味を損ねず、早く乾くなあ、といたく感心。一般家庭ではそこまでの設備は備え付けられませんが、やはり自家製の干物はおいしいものです。干し過ぎて「かんぴんたん」にしてしまい、家人に呆れられることもしばしばですが(苦笑)。
Posted by (YH) at 2006年11月12日 14:24
もうよだれが”たらたら”。なんでこんなに美味しい話ばかりで。我が家は「ちりめんじゃこ」をフライパンであぶって少し塩気をとばして、一気にお皿に盛り大根下ろしをぶっかけカツを節と貝割れなどと共にかき混ぜ、ご飯にかけて一瞬にして胃袋にかっこみます。伊勢湾で取れるどろどろのこうなごの赤ちゃんはさっとゆすいで卵とじです。風邪を引いた鼻をすすっているような物体でとても美味しいです。一月からは、魚呼び名図鑑」と銘々して、鯛ーーー小鯛は「やき」とか、鳥羽だけで呼ばれる魚の呼び名特集を毎回いろいろなさかなを例にとってお願いします。黒鯛だけでもこれだけ呼び名が違うのかと勉強になります。是非お願いします。「海魚の先生」殿
Posted by ウミウシ・親父 at 2006年11月12日 19:59
若い頃、塩辛に凝ってしまって。職場の先輩女性職員のみなさんが、自家製塩辛を作っては持ってきてくれました。それをいただいている間に・・・。ご想像のとおり痔になってしまいました。それからというもの
辛いものは控えめにしていますが、根っから辛い物好きの私は、香辛料はいいと言うことで、コショウと唐辛子で補っています。
Posted by いいちゃん at 2006年11月12日 21:39
ウミウシ・親父さんのおっしゃる、ちりめんじゃこにおかかと大根おろし、私も大好きです。こちらのほうではフライパンで温めるというよりは、ザルに入れてさっと熱湯を通して同様に食べています。こうなごの赤ちゃん(新子ですよね)はタマゴとじもおいしいですし、天ぷらにしても粋なもの。伊勢湾の春の風物詩ですよね!!
いいちゃんさんは塩辛ですか。きっといいちゃんさんご自身も、臨海部にお住まいなのでしょうね!!手作りの塩辛とは、きっと市販のものでは味わえない、深みある逸品のはず。あれ、塩辛って痔に悪いんですか???
塩辛といえば、伊勢志摩の郷土食に、ひしこの塩辛というのがあります。ひしこ、つまり鰯のちっちゃいのの塩辛は、好きな人は愛してやみませんが、普通の人はまず喉を通りません。(ちなみに私は後者です)会社の人はカモメが口に入れてくちゃくちゃしてから吐き出したような味だと形容しましたが、カモメに知り合いのいない私には想像を絶する食品です。
そうそうウミウシ・親父さん。魚呼び名図鑑とは面白い試みになりそうです!!来春にはぜひシリーズで始めたいと思います!!
Posted by (YH) at 2006年11月13日 13:54
冷蔵庫でカンピンタンになった「ちりめんじゃこ」は醤油と砂糖少々、フライパンで煎ると、美味し〜い。
昔行ってた飲み屋の大将に教えてもらった。これでご飯三杯はいける。フライパンが少し焦げるけどね。
ウミウシ・親父さんのおっしゃる、ちりめんじゃこにおかかと大根おろし、僕も試してみます。痔になったのは、ひたすら塩辛を食べ続けたからと思ってます。
Posted by いいちゃん at 2006年11月13日 21:38
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