町内のいたるところに、魚の干物が干されていました。
一般的には二枚のセイロに魚を挟み、
さらに紐でセイロをしばって干しますが、
紐を上手にずらしたカラスが、魚を持ち去ることも日常茶飯事。
島にはカラスがとっても多く、干物はもちろん、
漁に持っていったお弁当なんかも
うっかりしているとみんなカラスにとられちゃいます。
事務所の近くのお宅では、ビニールハウスならぬ、
干物ハウスに魚が干されていました
魚網を再利用した立派なハウスは
きっとその家の誰かが網仕事の要領で
手作りしたものに違いありません。
これなら安心して魚が干せますよね〜
むっとして、海女漁の時に腰に巻く8キロのウエイト(鉛)を家から持ってきてセイロにのせたとたん、今度は近所のおんじ(おじさん)が夫と全く同じ言葉を口から発しました。
カラスに泣かされるのか、口の悪い男たちに泣かされるのか?おそらくその両方なんでしょうね。
氷で冷やす冷蔵庫とは懐かしいですね。私の子ども時代には既に電気冷蔵庫でしたが、祖母からよくその氷で冷やす冷蔵庫の話を聞かされました。話は必ず、祖父の愚痴とセットになっていたものです(笑)。
辛いものは控えめにしていますが、根っから辛い物好きの私は、香辛料はいいと言うことで、コショウと唐辛子で補っています。
いいちゃんさんは塩辛ですか。きっといいちゃんさんご自身も、臨海部にお住まいなのでしょうね!!手作りの塩辛とは、きっと市販のものでは味わえない、深みある逸品のはず。あれ、塩辛って痔に悪いんですか???
塩辛といえば、伊勢志摩の郷土食に、ひしこの塩辛というのがあります。ひしこ、つまり鰯のちっちゃいのの塩辛は、好きな人は愛してやみませんが、普通の人はまず喉を通りません。(ちなみに私は後者です)会社の人はカモメが口に入れてくちゃくちゃしてから吐き出したような味だと形容しましたが、カモメに知り合いのいない私には想像を絶する食品です。
そうそうウミウシ・親父さん。魚呼び名図鑑とは面白い試みになりそうです!!来春にはぜひシリーズで始めたいと思います!!
昔行ってた飲み屋の大将に教えてもらった。これでご飯三杯はいける。フライパンが少し焦げるけどね。
ウミウシ・親父さんのおっしゃる、ちりめんじゃこにおかかと大根おろし、僕も試してみます。痔になったのは、ひたすら塩辛を食べ続けたからと思ってます。