新年を祝い、一年の豊漁を祈願する御棚祭が行われました。
お天気も上々
沢山のお供え物です
「とまり」の港で禰宜さんが祝詞をよみます
祝詞が済むと、タチバナの実や米、昆布などを俵に詰め、
コシキ島にお供えします。
コシキ島は「寄るな触るなコシキ島」と言われており、
近寄ってはいけない島として、地元の人に恐れられています。
昔、そのことを知らなかった子どもがコシキ島で魚釣りをしていて
波に飲まれて亡くなったとも言われています
御棚祭は桃取で何百年も続いている祭りだそうです。
姿なきものへの畏敬の念が、今も島では生きています
「海に生きる」とは、およそほとんどの人々が「迷信」として
片付けてしまうものにも光を当て、敬い祈るということなんですよね。
厳しい自然を前に、人間の力ではどうしようもできないことが
たくさんあり過ぎるから。
我が家の目前にも、すぐそこに海がひらけています。
生命の源である海の大きさに対して、人間なんてほんとにちっぽけな存在で、
でも、海と共に一生懸命生活を営んでいるのです。
今日の言葉
【得魚忘筌】ウオヲエテセンヲワスル
《故事》魚をとる目的を果たすと、その手段としての魚とりの道具のことは忘れてしまう。本来の望みや目的がかなえられると、それに役だった手段や方法は忘れられることのたとえ。また、恩を受けても、それに報いないことのたとえ。また、学問を修めるのに、その表現・ことばにとらわれず、その内容をつかむことがたいせつであるということのたとえ。▽「荘子」外物篇から。
ウミウシ・親父さん。占いをしてもらってから良いこと続きとのこと。
ほんとに良かったですね(^−^)。
松阪の住民さん、我々もみてもらってきましょうか?
正月7日に春の七草を入れて炊く粥。ナズナかアブラナの葉だけを用いる地方もある。《季 新年》「七日客―の残りなど/虚子」
ちなみに春の七草とは芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)(ハハコグサ)・繁縷(はこべら)・仏(ほとけ)の座(タビラコ)・菘(すずな)(カブ)・蘿蔔(すずしろ)(ダイコン)。
正月は色々な行事があって楽しいですね