春風海岸

今日の気温は20度。
汗ばむ陽気です。

こんな日には磯場へ
行きたくなるのですが
そういう訳にも
いかなくて・・。
数日前の大潮のとき
ちょっと磯場を
探検してきたときの
海の様子を報告します。

イソギンチャク

砂場で追い込んで
素手で捕まえた
カレイの稚魚

沖合にはフグも。
(写真の真ん中にいます
クリックしてね)

海藻も花盛り。
水はまだ冷たいケド
海はにぎやかに
なってきています。

島民限定

桃取の人がお祭りと
言うくらい楽しみな
「アサリの口開け」

今日の干潮はお昼の
12時55分なのですが
午前10時半になると
あちこちから
カゴと熊手を手にして
みんなが出掛けます。

単車や自転車で
浜に向かう人もいれば
船で沖合の島へ
向かう人もいます。

浜ではこのように
腰を据えて
ひたすら掘ります。

戻って来たのは
何と2時半過ぎです。
家で食べる分
漁協に出荷する分に
仕分けて祭りは終了。

大アサリも取れました。

このアサリ掘りは
桃取住民限定です。
答志島の答志の人でも
掘ることはできません。

桃小入学

花曇りでしたが
今日は桃小の入学式。
新一年生６人は
朝から八幡神社に
入学の報告をした後、
小学校へ登校します。


式場には桃取恒例の
等身大の絵が
飾られています。


お兄さんとお姉さんに
温かく迎えられた
かわいい６人の一年生。


先生に名前を呼ばれると
元気よく返事をして
桃取小の仲間入りです。


入学式の写真は
一年生のお母さんが
撮影してくれた力作。
本当にありがと〜。

さて、その頃天神山では
満開の桜が咲き誇り

桃寿会のみなさんが
祝杯をあげていました（笑）

おまけ
同じ答志島内の
答志小の入学式は
月曜日です。
神小も月曜日です。

夜桜点灯

日中は暖かかったのに
桃取は夕方、急に
風が吹いてきました。

そして、午後６時
天神山のぼんぼりが点灯。
少し冷えた風に
驚いたかのように
花もまばら。

夜桜はもう少し
暖かいと嬉しいです。

満開準備

嵐から一転してお天気。
風は少し冷たいのですが
天神山からは元気な声が！

グラウンドゴルフを
楽しむ桃寿会のみなさん。
二日後には「お花見会」と
教えてくださいました。

入れ替わりに階段を
昇ってくるのは
新３年生の男の子たち。
桜が似合うのは
やっぱり子どもですね。

２日後には入学式。
桜も今は２分咲きですが
見頃になっていると
思います。

桃取離任

春休み中ですが、
本日は桃取の
離任ニュースです。

定刻になると
あちこちから
島民のみなさんが
集まって来ます。

先生方を囲むように
卒業生も保護者も
おじもおばも
保育園児も集合。

プレゼントを
手渡し･･涙涙

あいさつでも涙。

特製くす玉も
ちゃんと割れました。

いよいよ乗船時刻。
プレイヤーから
流れる曲はもちろん
「きらめく海」
桃取っ子なら全員
知っている歌を合唱。
続いて「島人の宝」

出発時刻が近づき
ピンクのバンダナに
見送られて出港。

デッキで涙ながらに
手を振る先生方。

堤防へ走る子どもら。
「ありがとう」って
叫ぶ先生たち。
島が見えなくなるまで
手を振って・・・

束の間に席についた
先生方は子どもたちからの
色紙のメッセージをみて
また涙が止まりません。

本当にステキな島民と
ステキな先生達です。

また遊びに来てくださいね。

答志小・中の先生方も
お世話になりました。

開花準備

東側に面した事務所は
午前中は太陽が差し、
外ではお年寄りが
集まって話をしています。


週末のうちに桃取の
天神山にはぼんぼりが
取り付けられました。

風が冷たく2月に
逆戻りした寒さ。
今年の桜のつぼみは
まだ固そうです。

今日は保育所の退所式もあり、
10日後には入学式を控え
桜がほころんで
ほしいなぁ〜と思います。

桃小卒業

穏やかな日ですが
桃小は涙の雨が
降り続きました。

今日は卒業式。
6年生と一緒の
最後の授業です。

中学校の制服に
身を包んだ卒業生。

在校生が植えた
花の道を進みます。

万感の思いを胸に
拍手を送る先生方。

校歌の後は授与式。
各自目標を発表して

卒業証書を受け取り
両親にお礼を言って

お母さんに証書を
手渡します。

校長先生からは
一人一人への
贈る言葉。

そして歌では
会場全体が涙。

担任の先生

お母さん

期待に胸を膨らませた
卒業生たちは見事に
授業をやり遂げ
後輩に桃小を託して

ハイタッチ。


先生方と丁寧に
握手して巣立ちました。

校門で最後の
記念撮影です。

卒業おめでとう。
4月からは定期船で
中学に通います。

漁業体験

桃取が若返りました（笑）

月曜日から漁業体験のため
大阪から専門学校生の
七人のみなさんが4泊5日で
来てくれていました。

初日、到着後の午後から
早速、沖へノリ摘みに。

海洋系を専攻している
学生さんだけに舟酔いは
なかったとか。

力仕事を手伝ってもらい
ノリ屋さんは大助かり。
ちょうど天気もよくて
三日間はひたすら
ノリ摘みとノリのごみとりに
専念してもらいました。

昨日は雨だったので
ワカメ養殖と網捌き。
いろんな漁業に触れて
もらいました。

宿泊はセンターで自炊。
漁師のみなさんが
いろんな食材を
持ち寄ってくれて
ノリ、カキ、ワカメに
魚も振る舞ったそうです。

残念ながら最終日にしか
会えませんでしたが
桃取の人はみんな
「ありがとう」を連呼。
学生さんも漁業の大変さや
海の食材のおいしさを
喜んでいました。

大阪で桃取を広める。
後輩に繋ぐ！と
力強く言ってくれました。

桃取細石

一日中パソコンと
にらめっこしていると
ドライアイでも
ないはずなのに
目がショボショボ。
年度末の仕事が
たっぷりです。

先日、桃取の神祭で
特別なお守りを
いただきました！

細石（さざれいし）
国家にも歌われる
あの石のこと。

小さな石の集まりが
海水中の水酸化鉄や
炭酸カルシウムなどに
よって埋められ、
長い年月をかけて
一つの大きな石の塊に
変化したものを
桃取のアゴ瀬付近の
海底で採取し、
お守りにしました。

島民限定で200個。

抱腹絶倒

ちんどんやさんの
効果はすごい！
開演前にはすごい人。

初司会のお二人

オープニングは
8福神が桃取に福を
もたらしてくれます。

桃取橘天神太鼓の
演奏は小学生。

8福神が舞踊を披露

女の子「ききょうの娘」

男の子「古城」

子どもたちには
「ハナ」と呼ばれる
おひねりが投げられます。

漫才、舞踊、歌、ダンス
桃取の演劇は盛り上がります。

女子高生の「ＭＭＴ48」

毎年人気のマジック。

こんな先生いたら
どうしよ？という荒療治
「桃の島診療所」

役者がそろった「松座」は
「座頭市」を披露。

会場は笑いにあふれて
まさに抱腹絶倒。

スタッフのみなさん
ありがとうございました。

満員御礼のフィナーレでした。
また来年、お楽しみに。

町内巡業

弓引き終了から
約４時間後の
午前11時。

桃取の町中が
何だかにぎやか。

「ちんどんやさん」の
行列がやって来ました。

午後３時から開催する
「桃の島お笑い劇場」へ
誘客するための珍道中。

美女？を先頭に
かわいい８福神。

看板係はこちら。

チキンラーメンの
ＣＭオファーも近い？
桃取の麻菜ちゃん。

さて集客力に
貢献できたでしょうか。

【追伸】
撮影、写真提供にご協力
ありがとうございました。

桃取神祭

午前６時半。桃取の
八幡神社に町民が
集まって来ました。

太陽が昇る前に
大漁、海上安全を祈る
「弓引き」があります。

準備組（びっち組）と
招待組（よばれ組）が
交互に役を務めます。


的の方に向かって祈る
弓引きの３人の男子。

いよいよ弓引きです。
右、中、左それぞれの位置で
各２本ずつ矢を放ちます。

裃を着て片肌を脱いだ
男達の腕の見せ処。

なんと的は神社の階段の
上の方にありまして、
的に当てるのは至難の業。
遠くへ飛んで行くのが
ほとんどで今年はめでたく
１本が命中しました。

この矢を弾き手に渡すのが
「的取り」と呼ばれる男子。

一人でこの役を務めます。


樽酒も割りました。
わらに挟んだボラが
板の上に乗っています。

無事、弓引きが終わると
的が落とされます。
的は昨日、桃寿会が
わらで作ったもので、
町民はこのわらが
魔よけになるといい
家に持ち帰って
神棚に供えます。

的に群がる町民
祭りが終わると
八幡神社に参拝。

いよいよ午後は
「福笑」。
ブログはつづく。

鳥羽高校

強い風が吹き付ける
「奈佐の浜」に
鳥羽高校の生徒さんが
漂着ごみ回収に来島。

鳥羽で学ぶ10代の
若者のみなさんが
伊勢湾内のごみの
４割が答志島に
流れ着く現状を知り
駆けつけてくれました。

このごみが養殖の
網に引っかかったり
船のプロペラに
あたると漁師は
大損害を受けます。

「少しでも役に立ちたい」
という、高校生の
気持ちが嬉しかったと
桃取漁協が受け入れ。

生活系のごみを
集める高校生。

１時間程で
この袋に４つ分
回収できました。

回収後、奈佐の浜の
現状について
話しを聞く鳥羽高生。

作業してくれたことに
感謝の気持ちを込め
桃取のカキ、ワカメ入りの
みそ汁の振る舞い。
出来たての海苔も
大好評でした。

鳥羽高のみなさん、
桃取漁協は大感謝です。
ありがとうございました。

桃取節分

桃取保育所恒例の
「豆まき大会」
園児13人が保育所を
出発してセンターへ。

センターの広場には
島のみなさんが
あちこちから集まり
園児の登場を待ちます。

子どもたちは着替え中。
そして登場します。

まずは５歳児８人で
七福神ならぬ八福神。

かわいいしぐさで
振り付けしながら歌います。


八福神の間に
小さい子も混じって
全員で豆まきの歌。

そして見に来てくれた
お礼にと豆配り。

「ありがとう」の言葉と
子どもたちの笑顔と共に
福を受け取りました。

学校給食

お昼すぎ、桃小へ。
何と給食に伊勢エビが。
桃取のヒジキを使った
ハンバーグもあるとか。

給食中、低学年の教室に
おじゃましました。

子どもたちは
全員白衣を着て配ぜん。

そして日直さんが
エビのポーズをして
「いただきます」

桃小キッズは食欲旺盛。
添え物野菜もおかわり。
伊勢エビのおかわりは
AKB並にじゃんけん選抜。

2個しか無いと思っていたら
なんと3個あって、
じゃんけんは無効（笑）

残さずいただき、
「ごちそうさま」
今日は食育授業も
ありました。

追伸☆島旅日記で
訂正がありました。
1月28日の日記の
海抜表記の件です。
津波に関連しているため
書き直しました。
お手数掛けすみません。
再度ご確認ください。

桃小餅搗

桃取のみなさま
お待たせです（笑）

桃小の24人と地元の
おんじとおばが
田植えと水管理して
育てて稲刈りをした
もち米の収穫祭。
恒例の餅つき大会が
ありました〜

今日は今年度3回目の
来島となる神小の
1・2年生4人も一緒に
餅搗きに参加です。

２班に分かれて
ぺったんぺったん。

大勢のカメラマン？が激写

5・6年生の男子は
とてもイイ音を立てて
リズム良くついてました。
おんじの手返しも
タイミングばっちり。

保育所からも応援。

お餅を丸めて味付けも
子どもたちの仕事。
先生とお母さんも
手伝ってくれます。
海苔しょう油餅とゴマ
きな粉の三種類の味付け。

そして、実食。
つきたては伸びる伸びる。
おいしいお餅です。

そしてお世話になった
おんじらに感謝の
気持ちをプレゼント。

おなかも心もいっぱい。
そして・・神島小のみんなと
お別れの時間です。

緊張しながら感想を
発表する神小４人。

楽しい餅つき大会でした。

ごちそうさまでした。

環境問題

今日は、冷たい雨が降りました。
来週は強い寒波の予報。
最近、新聞の記事になった
答志島の奈佐の浜への
漂着物のことをご存じですか？

奈佐の浜で

平成16年に県内を襲った
台風21号で山の木が倒され、
流木が流れ着き漁港を閉鎖。
伊勢湾のごみ問題が
大きく取り上げられてから
7年以上が経ちます。

最近になって愛知、岐阜へ
三重県知事が提言してくれ
これが波及しています。
桃取ではＴＶ取材もあったようです。

桃取の漁師さんの取組

発生抑制対策を検討とか。
夏の浮島自然水族館では
漂着ごみがいっぱい。
無人島だけに現状が見えます。

海藻や魚の住みやすい
きれいな海のために
少しでも変わるといいな。

浮島のゴミ

牡蠣繁忙

クリスマスイブです。
今日も桃取は大忙し。

サンタさんも驚くような
荷物がトラックに
載せられています。

工場では次々に
カキが運ばれ
殻付き牡蠣と
むき身に分けられ
作業が進みます。

大きな身はおいしそう。
今年は震災の影響で
去年より値段は
高いそうです。

むき身と殻付きを
パッキング。
桃取の牡蠣納屋は
聖夜も大晦日も休みなし。
年内はフル回転で
作業に追われます。

海苔出荷

今日は海苔の初出荷。
答志は本所へ
持って行きますが、
桃取では地元で
集荷作業をします。

集荷場の扉を開けると
海苔のいい香り。

たくさんの海苔を
品質で分けます。
今日は初出荷なので
「初」が入ります。

こんなにたくさんの
ハンコが用意されます。
「優」などのハンコは
使用中のためありません。

品質を判断するための
見本を前に置きます。

検査長の厳しい目が
光っています。

おんじらが手伝いで
検査長の補助を務めます。

作業するみなさんの
チームワークもばっちり。

桃取はおいしい海苔が
できているという
太鼓判が押されました。
答志の海苔も上出来と
連絡が入りました。

生産者さんの思いが
込もった海苔です。
おいしく味わいたいですね。